MENU愛野歯科の診療内容について

口腔外科治療

口腔外科治療とは、顎口腔領域の手術を中心として、その疾病全般を扱う治療です。
取り扱う疾病は大きく分けて、炎症、外傷、良性腫瘍、悪性腫瘍等があります。
当院の歯科医師は(社団法人)日本口腔外科学会が認定する口腔外科認定医です。
当院で診療を行っている代表的な疾患を以下に説明します。

智歯周囲炎
智歯周囲炎

智歯周囲炎とは一般的に親知らずと呼ばれる歯(智歯)の周囲組織に引き起される化膿性炎症のことです。智歯周囲炎は一度起こると何度も再発します。また、重度になると顔がひどく腫れたり、口が開かなくなったり、40度近い熱が出たりします。

智歯は横向きに生えていることが多く、また歯肉や骨に埋まっていることも多々あります。そのため、抜歯には特殊な技術が必要です。

歯根のう胞
歯根のう胞

歯根のう胞とは、歯の根の先に膿の袋ができたものです。良性のものですが、ゆっくりと大きくなっていき、治療をしない限り治ることはありません。この治療法は、歯肉を剥離して膿の袋を摘出し、さらに歯の根の先を切除します。

粘液のう胞
粘液のう胞

唾液は唾液腺という組織で作られます。口腔粘膜を誤って咬んでしまうと、唾液の出口が、かさぶたで閉まってしまいます。するとそこに唾液が停滞貯留して、半透明の風船のようなものができます。これが、粘液のう胞です。
粘液のう胞は一度できてしまうと、再発を繰り返します。完治するためには、唾液が溜まっている袋と小さな唾液腺を一緒に摘出する必要があります。

歯性上顎洞炎
歯性上顎洞炎

鼻腔の横には上顎洞と呼ばれる穴があります。上顎洞は歯根が近接していることもあって、歯根が感染すると上顎洞炎を起します。治療は抗生剤の内服や点滴、そして原因となっている歯の治療を行います。

唾石症<
唾石症

唾液を作る唾液腺の中や導管内に結石が見られる疾患で、腫れや疼痛、発熱などを認めます。治療は結石の摘出と内服や点滴による抗生剤を使った消炎処置を行います。

顎関節症
顎関節症

顎関節症とは、顎関節部の痛み、雑音、開口障害などが認められる疾患です。
治療としては、内服薬による消炎、マウスピース(スプリント)療法、顎関節整位運動療法などが行われます。難治疾患の一つです。

白板症
白板症

舌や口腔粘膜に発生する擦っても取れない白斑です。白板症から癌化する可能性が非常に高いことから、前癌病変の一つとされています。
治療は基本的に切除です。

口腔癌治療
口腔癌治療

口腔癌は顎口腔領域にできる悪性腫瘍のひとつです。一般的にあまり知られていないことから、発見が遅れることが多く、命を脅かす疾患の一つです。
代表的な治療は手術、放射線療法、抗癌剤治療です。
当院では、口腔癌検診を行っています。早期発見すれば、怖くない疾患です。半年に一回の口腔癌検診をお勧めします。